海での遊び方や子供への接し方のヒントを解説!子供の知的好奇心を満たす海遊び4選!

砂浜、岩場、波打ち際……海でできる遊びは、つまり海という場所でしかできない特別な遊び。自然体験の専門家・東京成徳大学の石崎一記教授による、遊び方や子供への接し方のヒントを紹介しよう。

<目次>
1.砂遊び
2.波遊び
3.生きもの探し
4.貝殻集め
5.危険を知って安全に遊ぶために親子で備えておくこと

 

1.砂遊び

 

撮影:渡邊眞朗

 
公園よりも壮大な砂場である砂浜に、子供はきっと目を輝かせます。砂の中から貝殻や海藻が現れたり、時に波に砂を持っていかれたりしながら、海ならではの感覚を楽しむことでしょう。砂遊びは子供のイマジネーションを刺激します。

大事なのは「上手にできたね」と評価を口にせず「何作ってるの?」「このお城はどこから入るの?」と声掛けをしてあげること。子供は自分の頭の中の設計図から「このトンネルから入るんだよ」などと、楽しそうに教えてくれるはずです。
 

2.波遊び

 
たとえ海に入るのが怖いというような子供でも、波打ち際だけで十分遊びを発明するものです。波と追いかけっこしたり、波に削られた砂浜の感触を楽しんだり、足についた砂を波で落としたり、寝そべってみたりと、いろんな感覚を楽しめるのが海の醍醐味です。

同じ波は二度と来ません。打ち寄せる波が予想外に大きかったりするのが面白く、夢中で遊ぶでしょう。
 

3.生きもの探し

 

 
岩場や砂浜では、たくさんの生き物に出会えます。生き物が動いていたら子供は絶対に興味を持ってじーっと観察します。そして触ってみたくなるものです。

親が取り方を教えるなど先回りしなくても、子供はどうにかして生き物を捕まえようとするでしょう。そんな子供の試行錯誤に寄り添ってあげてください。また生き物を親御さんが怖がらないで大切にする様子を見せることは、子供が生き物を大切にする姿勢にもつながります。
 

4.貝殻集め

 

 
子供は花を摘んだり、石を拾ったりと“収集家”の一面も持っています。砂浜には普段見慣れない様々なものが打ち上げられていて“収集家ゴコロ”がくすぐられるはずです。きっと散歩しながら、自然にきれいな貝殻や流木を拾ったりするでしょう。

その海岸のルールを確認の上、OKだったら貝殻やシーグラスを持ち帰ってクラフトをしてみてください。流木に貝殻を張ったり、ペットボトルなどに貝殻を入れてみたり。子供にとってパパとママとの大切な思い出の宝物になります。
 

危険を知って安全に遊ぶために
親子で備えておくこと

海の危険について事前学習しておく

子供が海の危険を知らないのは当然なので、事前に学習をすることが必須。危険な動植物、海流や波、急激な天候の変化など知っておいた方がいいことはたくさんある。現地の方にその海岸固有の注意点を聞くのも有効だ。

危険は事前に回避・排除する

日程や遊びを優先させると無理をしてしまうことも。水分補給や休憩を定期的に入れたり、帽子やマリンシューズなどケガや熱中症対策を考えた装備にするなど、危険の排除や回避を優先させて、安全を確保しよう。

寝不足はNG!
体調の管理は万全に

特に海での遊びは体力が必要。寝不足や体調不良の時は避けるようにしよう。体調が万全でも、疲労、熱中症、日焼け、切り傷、擦り傷などは起こりがちなアクシデント。応急セットや保冷剤なども、あらかじめ準備しよう。

海での遊び方に応じた
準備・装備を

磯遊びであれば履物や帽子、ライフジャケットなどが必要なように、それぞれの遊び方に応じて必要な準備をしておくことで、安全を確保して楽しく遊ぶことができる。濡れたあとの寒さ対策で長袖服の用意もあるといい。
 

教えてくれた人

石崎一記教授

 

 
東京成徳大学応用心理学部教授。専門は発達心理学、環境教育など。自然体験が子供の発達にどのように影響を及ぼすかについて研究を行う。ネイチャーゲームなどを通して“自然を分かち合う”ことを体験する日本シェアリングネイチャー協会トレーナー。


文:松永敦子

(2021年時のレポートを参照)

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