アトラクションで体験しながら防災を学ぶ!『体感型 防災アトラクション®-地震対策篇-』開催レポート
2026.10.03
防災訓練は発災時、落ち着いて対応するためには必要不可欠な一方、若い世代の一部は「退屈な防災訓練に参加したくない」という声も上がる。Jackery Japanはその声に応え、自ら体験・体感できるコンテンツ『体感型 防災アトラクション®-地震対策篇-』を開催した。
謎解き型脱出ゲーム×防災訓練
新感覚のアトラクションで防災を学ぶ
Jackery Japanは、2026年8月22日(土)、中野セントラルパークにて親子向け体験型防災訓練『体感型 防災アトラクション®-地震対策篇-』を開催した。このイベントの大きな特長は謎解き型脱出ゲームなどの要素を加えることにより、新感覚のアトラクションに昇華させたことにある。イベント当日では東日本大震災や能登半島地震、令和8年熊本地震などを背景に、謎解き型脱出ゲームと実践的な講義を通して、発災時の行動や在宅避難で重要となる「電気の備え」について参加者たちは学びを深めた。

防災の基礎知識レクチャー
「自助」「共助」「公助」「減災」
災害時の被害を最小限に抑えるために重要になってくるのは「自助」「共助」「公助」だ。
・自助:家具などの転倒防止や個人住宅の耐震化、水や食料の家庭での備蓄など、災害に備えて自らの身を守ること。
・公助:避難所等の確保や避難路の整備など、市町村や警察、消防、自衛隊などの公的機関による活動のこと。
・共助:地域やコミュニティで声を掛け合うなど、周囲の人たちが協力して助け合うこと。
これらは災害発生時はもちろんのこと、日ごろの対策や、復旧・復興対策においても重要であり、自分はどのような自助を行うのか、共助を行えるのか、といった役割を意識することが「減災」にも繋がる。実際、東日本大震災の際、釜石市の子どもたちは適切な避難活動(自助)で自らを守っただけでなく、周囲の人たちの避難を助け、避難所の清掃、避難住民の名簿づくりなど(共助)を実施することで、避難後の生活に貢献した。
イベントではこれらの基礎知識もレクチャーした後、参加者同士でチームを組み、アイスブレイクを実施。「共助」の考えのもと、知らない人同士でチームを組む様子も見られた。

地震発生を想定した
体験型防災訓練
事前レクチャーの後は特設会場に移動。そして、大スクリーンに映し出される映像と音響を通して大地震発生直後の緊張感溢れる状況を疑似体験した。映像終了後は、地震発生後に必要となる身の安全の確保や状況判断、避難に向けた行動などをテーマにした5個のミッションに対し、チーム全員で知恵を出し合いながら制限時間内でのミッションクリアに挑む。臨場感のある空間の中で、参加者は家族や仲間と協力して防災に関する様々な課題を解決。力を合わせて最終目的地である「セーフティシェルター」への脱出を目指した。
特にポータブル電源を活用したミッションでは、ポータブル電源から照明器具へ給電して点灯させ、隠された文字を解読。参加者は暗闇の中でポータブル電源の操作方法を実際に手を動かして体験した。


日常から備える防災知識をレクチャー
アトラクション終了後には、実際のミッションを振り返りながら、災害時に役立つ防災知識を深堀りするレクチャーが実施された。火災発生時の煙対策や、足元の危険対策として身近な新聞紙を活用したスリッパ作成の実演、救急安心センター「#7119」の紹介など、いざというときに役立つ具体的な知識を共有しつつ、近年の地震動向や首都直下地震における想定被害にも言及。避難所に入れないケースを想定した「在宅避難」のための家具固定、ガラス飛散防止対策、非常用トイレの備蓄の必要性が解説された。

電気の備えで重要なポイント
また今回の防災訓練では電源確保の重要性にも触れられ、防災視点でのポータブル電源の活用法について解説が行われた。Jackery Japanの犀川雅未氏は防災用に最適なポータブル電源を選ぶ3つのポイントとして「大きさ・出力・容量」を挙げた。高齢者の場合、大きすぎる電源だと持ち運べない事例があったり、また出力が足りずに使いたい家電が使えない場合もある。使用環境に応じたポータブル電源を選ぶことが欠かせない。
他にも避難所にあるスポットクーラーや調理器具、給水ポンプ、通信機器の電源活用、ソーラーパネルとの併用など活用事例が解説されると、参加者からははポータブル電源保管時の自然放電量やソーラーパネルで充電中も同時に使用が可能かといった質問も挙がった。
普段の備えに「電気の備え」を加えて
電源の確保は猛暑・酷暑下での大規模停電による熱中症リスクなど軽減するなど、現代の在宅避難において命を守るポイントになる。犀川氏は「ポータブル電源は押し入れにしまい込むのではなく、キャンプや車中泊などのアウトドアはもちろん、普段のコンセント代わりとして日常的に使い慣れておくことが重要。発災後に購入しても手遅れなので、ぜひ事前に備えてほしい。」とイベント内で強く訴えた。

DATA
体感型 防災アトラクション®-地震対策篇-
・開催日:2026年8月22日(土)
・開催場所:中野セントラルパーク
・主催:Jackery Japan
画像:Jackery Japan
文:Kids Well-being編集部
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