児童の交通安全を守る!プロジェクションマッピング×VRで“道路の危険”を体感しよう!
2026.05.01
4月29日(水・祝)、名古屋市の「イオンモール Nagoya Noritake Garden」にて、道路に潜む危険を疑似体験できる交通安全イベントがスタートした。プロジェクションマッピングとVRを活用する本イベントを紹介しよう。
1.社会全体で子どもを守ろう
2.実在する危険箇所をVRで再現
3.ゲーム感覚の没入体験
4.親子で一緒に考える交通安全へ
5.イベント概要
ゴールデンウィークは事故が多発!
社会全体で子どもを守ろう
ゴールデンウィークの連休は旅行に行くにはもってこいの時期だ。特に車を利用してお出かけするご家族も少なくないだろう。世間でも交通量が増えていくが、それと同時に数を増やすのが交通事故、特に死亡事故の発生率だ。
交通事故総合分析センターによると、2025年のゴールデンウィーク期間中(4月26日~5月6日)の交通事故死者数は合計70名。多くの方が犠牲になった。
中でも注意するべきなのは7歳の子どもだ。歩行中の交通事故死傷者数は、年齢別では7歳が最多となっており、入学シーズンからゴールデンウィーク後となる4-5月にかけて7歳の事故が増加している。
出展:交通事故総合分析センター


実在する危険箇所をVRで再現。
安全な環境で“自分ごと”として学ぶ
そんなゴールデンウィークの初日に、名古屋市の「イオンモール Nagoya Noritake Garden」では、プロジェクションマッピングとVRを活用し、道路に潜む危険を疑似体験できる交通安全イベントがスタートした。主催は一般財団法人トヨタ・モビリティ基金。「7歳前後の子ども」を社会全体で守ることを目的に、「ナナまも〜7歳まもる!交通安全プロジェクト〜」を推進している。
本イベントの最大の特徴は、事故データや道路構造などをもとに「危険度が高い」と分析された、愛知県内の実在する地点をVR空間上に再現している点だ。
参加者はスクリーンに投影された仮想の道路空間を、まるでその中を歩いているかのように体験。安全な環境で、危険な場面と正しい行動をセットで学べる設計となっている。
会場はイオンモール1階センターコート。買い物客でにぎわうモールの中心にブースが設置され、通りがかった親子がスタッフの説明に耳を傾け、体験に参加する様子が多く見られた。

ゲーム感覚の没入体験
ヒヤリとする瞬間も
ゴールデンウィーク初日ということもあり、イベント開始直後から多くの親子連れが来場。
ブース内いっぱいに広がるプロジェクションマッピング映像の中で、参加者は両手にセンサーを装着し、腕を前後に振ることでVR空間内を歩行する。
一見ゲームのように楽しめる体験でありながら、再現されているのは実在の危険箇所。
「えっ、車が来た!」「ここ、見えにくい……」といった声が上がり、思わず立ち止まる子どもの姿も見られた。
その様子を隣で見守る保護者は、「今のは危なかったね」「渡る前に左右を確認しよう」と声をかけ、体験後には親子で「どこが危なかったか」「どうすればよかったか」を振り返る場面も印象的だった。

“怖がらせる”だけではない
親子で一緒に考える交通安全へ
トヨタ・モビリティ基金の担当者は、次のように話す。
「子どもたちがデジタル上の安全な環境で、道路に潜む危険と正しい行動を“自分ごと”として学び、危険を回避する力を身につけるきっかけになればと考えています」
「毎年5月は児童の交通事故が増える傾向があります。この時期に、没入感のある疑似体験を通して学ぶ機会を提供したいと考えました」
単に「危ない」と教えるのではなく、親子で「どうすれば安全か」を話し合い、日々の通学路や外出時の行動につなげていく——。
そんなねらいが随所に感じられるイベントだ。ゴールデンウィークのお出かけ先として、来場を検討してみてはいかがだろうか。

イベント概要
・期間:2026年4月29日(水・祝)~5月6日(水・祝)
・時間:10:00~17:00(変更となる場合あり)
・場所:イオンモール Nagoya Noritake Garden 1Fセンターコート(名古屋市西区則武新町3-1-17)
・参加費:無料
・対象:主に年中・年長児~小学生
・体験時間:1人あたり約5~10分
・体験内容:事故データ等から抽出した愛知県内の実在する危険箇所をVRで再現し、プロジェクションマッピングによる歩行体験を実施
文/Kids Well-being編集部
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