親子で宇宙の最新ニュースを楽しむために!宇宙についての最新常識を再確認しよう!
2026.07.04
子どもの頃に学校や図鑑で学んだ“常識”が、今や大きく変わっていることは多い。もしかしたら、今知っている知識は古いものなのかもしれない。ここでは宇宙についての最新常識をピックアップしてご紹介する。親子で宇宙の最新ニュースを楽しめるよう、知識をアップデートしていこう。

トップ画像:©株式会社岩谷技研
1.「月には水がない」は覆された! 月の広い範囲に水分子がある!?
2.アポロ計画以来! 月面着陸を目指す「アルテミス計画」とは?
3.気球で宇宙の入口へ! 新たな宇宙の体験への挑戦
4.冥王星は惑星じゃなくなった! 「水金地火木土天海冥」はもう古い
5.世界各国の科学者が協力! ブラックホールの画像を「撮影」
「月には水がない」は覆された!
月の広い範囲に水分子がある!?
長年、月は水が存在しない天体であると考えられてきた。しかし、2000年代以降のさまざまな観測・研究により、月の広い範囲で、表層の砂や鉱物の中に水分子が存在することが判明。アルテミス計画では、将来的に月で水を現地調達してさまざまなことに活用していくために、水を採取・抽出する技術のテストが行われる予定だ。
月面の表層の砂や鉱物の中に水分子が存在している(イメージ画像)
©Shutterstock
アポロ計画以来!
月面着陸を目指す「アルテミス計画」とは?
アルテミス計画とは、アメリカ主導の国際協力体制のもと、月面への有人着陸および長期滞在を通した、持続的な月探査を目的とした長期プロジェクト。日本も、強みを持つ有人宇宙滞在技術や補給技術で協力予定だ。有人月面着陸は2028年以降を目指しており、日本人宇宙飛行士の参加も日米間で合意済み。近い将来、人類が月に住むことが現実になるかも。
有人宇宙船となるアルテミス2号の搭乗クルー発表イベントに参加する星出彰彦、アンドリュー・モーガン、ジェシカ・メイヤー宇宙飛行士ら/撮影日:2023年4月4日
©JAXA
気球で宇宙の入口へ!
新たな宇宙の体験への挑戦
2021年頃から、本格的な民間向け宇宙旅行が始動。宇宙に数分間滞在する日帰り旅行(約75万ドル)や、数ヶ月訓練して数週間滞在する長期旅行(約6,500万ドル)も。さらに、日本企業の岩谷技研は、特別製の「気球」で成層圏内の最高高度25kmから地球を眺める“宇宙遊覧フライト”を開発中。訓練不要で、より気軽に宇宙の景色が楽しめると注目されている。
最高到達高度20,816m到達時の窓外風景
©株式会社岩谷技研
冥王星は惑星じゃなくなった!
「水金地火木土天海冥」はもう古い
長年「9番目の惑星」とされていた冥王星。しかし技術の発展により、冥王星と似たような大きさや軌道の天体はたくさんあることが判明した。長年の議論を経て、2006年、国際天文学連合の総会で「惑星の定義」を明確化。冥王星は惑星ではなく、新しく作られた「準惑星」というグループに分類されることになった。「水金地火木土天海」と覚え直そう。
冥王星(イメージ画像)
©Shutterstock
世界各国の科学者が協力!
ブラックホールの画像を「撮影」
ブラックホールは長年、その存在が間接的にしか確認できなかった。しかし2019年、ついに直接的な「撮影」に成功。その方法は、世界8ヶ所の電波望遠鏡を同期して“超巨大電波望遠鏡”として機能させ、5500万光年先のブラックホールのデータを観測・解析して画像化するというもの。日本含む20ヶ国以上の科学者300名以上が協力して成し遂げた。
実際に撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ
©EHT Collaboration
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