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ゴルフが育む、こどもの挑戦と成長 スタジオアリス主催ジュニアカップ開催!

4月3日(金)、「第18回スタジオアリス ジュニアカップ」決勝大会が、兵庫県・花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで開催された。本大会は、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式審判のもと、プロと同様の厳格なルールで行われる。全国の予選を勝ち上がってきたこども達が、それぞれの目標に向かい一打一打に向き合う姿は、単なる競技を超えた“成長のプロセス”そのものだった。

 

<目次>
1.小学低学年から高学年まで世代を超える成長の舞台
2.勝者が体現した強さ非認知能力という武器
3.家庭で育つ自立心親のサポートが生む自律的成長
4.ジュニアからプロへ未来に続く1ショット

 

小学低学年から高学年まで
世代を超える成長の舞台

山下 美夢有選手(2013年 第6回大会)

未来のプロを目指す登竜門として位置づけられる本大会は、18回にわたってスタジオアリスが主催し、ジュニア世代の育成を目的に継続されてきた。他の大会と比べ、JLPGAの公式審判が入り、プロツアーさながらの緊張感の中で競技が行われるのが特徴だ。

たとえば、現在海外で活躍している山下 美夢有選手は、ジュニア時代の2011年大会(第4回)と2013年(第6回大会)の優勝者だ。史上最年少での年間女王(2022年)に輝いた実力者も、当時はプロと一緒に表彰され、「いつかプロになって優勝し、同じ舞台に立ちたい!」と夢を語っていた。その志が今、現実のものとなっている。

会場には各部から、厳しい予選を勝ち抜いた精鋭、1・2年生6名(男女混合)、3・4年生男女各12名、5・6年生男女各18名が集結。スタート地点で保護者と別れ、18ホールのストロークプレーによる孤独でタフな個人戦に挑む。一打一打、こども達は自ら戦略を練り、最後までプレーをやり抜く。

3・4年生にもなると、プレー中の判断やリズムに主体的な成長が見られ、5・6年生のクラスでは、技術面だけでなくメンタル面の成熟も際立つ。ミスの後も瞬時に気持ちを切り替え、自らコースマネジメントする姿は、まさに“考える力”の結晶といえる。

勝者が体現した強さ
非認知能力という武器

村上 聖奈 選手

5・6年生女子のクラスで頂点に立ったのは、40名が参加した関西予選大会でトップに立った注目の選手、兵庫県・小学5年生の村上 聖奈選手だ。

グリーン外から一打で沈める鮮やかなプレーを見せた村上選手は、「今日はパターの調子がとても良かった。3アンダーが出て本当に嬉しい」と笑顔を見せた。その言葉の裏には、冷静なセルフコントロールがあった。

「ドライバーで林に入れてしまった場面は苦しかった」と振り返りつつも、「ミスはしかたない。そんな時も落ち込まず、“次どうするか”を考えるようにしている」と語る。

その思考は、過去にとらわれず未来に目を向ける力、すなわち「レジリエンス(折れない心)」そのもの。失敗を即座に「成長の糧」へと変える精神的タフネスは、現代の教育で最も注目されている資質の一つである。

また、「普段も、一度なにかに集中すると、夢中になってしまうところがある」と村上選手が自己分析するように、集中力や主体性はゴルフを通じて培われたことがうかがえる。将来については「日本で、そして世界でも活躍できる選手になりたい」と力強く語った。その視線はすでに次のステージへと向かっている。

家庭で育つ自立心
親のサポートが生む自律的成長

引率した父親もまた、こどもの大きな成長を実感している。「最近は自分で練習を組み立てたり、コースマネジメントもできるようになった」と、主体的な成長に手応えを感じている。

親として大切にしてきたのは、「自分で決めた目標を一つずつクリアしていくこと」だという。「大きな目標を達成するには、小さなことをコツコツ積み重ねていくしかない。地味だけど、それが一番大事」と話す。

その言葉には、結果だけでなくミスも含めてプロセスを重視する教育観が表れている。スコアという目に見える「認知能力」だけではなく、最後までやり抜く力や感情コントロールといった数字では測れない「非認知能力」こそが、こども達のウェルビーイングを支える土台となっていく

さらに、「自分のゴルフ好きが高じて娘を巻き込んでゴルフを始めさせたが、スタジオアリス主催のジュニアカップは、プロと同じ舞台を感じられる貴重な機会」とし、本大会が将来像を具体的に思い描ける点に価値を見出している。

ジュニアからプロへ
未来に続く1ショット

本大会は、ジュニア世代の登竜門であると同時に、その先にある世界を示す役割も担っている。各クラスの優勝者5名は、4月12日(日)のJLPGAツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(埼玉県にある石坂ゴルフ倶楽部)でプロゴルファーの優勝者と同じ舞台での表彰式に臨んだ。

5・6年生女子の部で優勝した村上選手は「主催者推薦選考会」にもチャレンジした。プロと同じラウンドを回った経験は、何物にも代えがたい成長の糧となった。


表彰式に先立ち、2019年全英女子オープン覇者の渋野日向子選手との交流会も実施された。村上選手からの「ジュニア時代に何をすべきか」という質問に対し、渋野選手は「スコアに直結するアプローチとパットを重点的に」と笑顔で回答。夢の舞台で憧れの選手から直接アドバイスを受ける機会は、こどもたちの挑戦への大きな原動力となった。

ジュニアからプロへ。同じ主催のもとでつながるこの流れは、こどもたちにとって明確な目標となる。目の前の一打が、やがて大きな舞台へとつながっていく実感が、次の挑戦への原動力になる。

こどもたちの一打一打には、自ら考え、挑戦し、成長していく力が確かに宿っていた。「こどもの成長の瞬間を形に残す」というスタジオアリスの想いは、今、緑のフィールドの上で、こどもたちの「生きる力」として確実に花開いている。


 

スタジオアリスジュニアカップ

JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)とスタジオアリスが共催する小学生を対象にしたトーナメント。「キミの一打が、夢への一歩に!」を合言葉に、小1から小6の男女を対象として予選会を、全国3カ所(関東・関西・九州地区)で実施。“未来あるこども達の夢と無限の可能性を”――スタジオアリスはこども達の挑戦を全面的にサポートしている。

 

 

 

 

 


写真提供:スタジオアリスジュニアカップ大会事務局
文:脇谷美佳子

Sponsored by スタジオアリス

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