非認知能力が伸びる!夏休みプログラム8選【2026年版】

「非認知能力が伸びる」という観点から、普通の家族旅行とは一味違う体験プログラムをご紹介!親子で一緒に参加できる体験はもちろん、子どもだけで参加できるものや、働く親にとって嬉しいものも。子どもの興味や好きなことに合わせて選ぼう。

トップ写真:NPOグリーンウッド

<目次>
1.興味に合わせて気軽に参加できるプログラム
 ・ホテルでの体験プログラム
 ・体験型ツアー・プログラム
2.夏といえばキャンプ! 自然体験ができるプログラム
 ・親子キャンプ
 ・サマーキャンプ
3.共働き家庭に朗報! 親は仕事、子どもは学べるプログラム/a>
 ・
ワーケーション
 ・サマースクール
4.親子留学
 ・イングリッシュキャンプ
 ・体験型ツアー・プログラム

 

 

興味に合わせて
気軽に参加できるプログラム

ホテルでの体験プログラム

リゾートホテルや高級ホテルが提供するアクティビティプログラムに、宿泊とあわせて参加する体験型の過ごし方。ホテルというと「泊まる場所」のイメージが強いが、近年は自然体験・農業体験・ものづくりなど、その土地ならではのアクティビティが充実しており、旅そのものが学びの機会になっている。子どもにとっては、普段の生活では出会えない環境や専門家との関わりが、好奇心と探究心を刺激する。
 

写真提供:星野リゾート トマム

 

Pick up!
星野リゾート トマム「エゾキッズ探検隊」

エゾ動物の痕跡や生き物の観察など、トマムの森でしか体験できない子ども向け冒険ツアー。ファミリーでの参加が可能で、大人同伴は無料。宿泊予約後に公式サイトから申込。リゾート内のファームでガイドと共に見回りを行い、ファームの動物へのえさやりや、ヤギ、羊の放牧を行う「モーニングファーム」も同時開催。

問/星野リゾート トマム
 

 

 

体験型ツアー・プログラム

子どもだけで参加する体験型ツアープログラム。親元から離れての共同生活や、「親から離れる」という経験自体が、「自分でできた」という達成感と自信につながる。園や学校、家庭とも違う非日常の環境で、年齢の近い仲間たちと寝食をともにする時間は、大きな刺激に。自分の意見を伝えたり、相手の気持ちを思いやったりする場面も多く、社会性や協調性、自己表現力を育む機会となる。初めての「子どもだけ体験」としてもおすすめ。
 

写真提供:そらまめキッズアドベンチャー

 

Pick up!
そらまめキッズアドベンチャー(関東・関西・東海出発)

川遊びや海水浴、山登りなどの自然体験を楽しむことができるキッズツアーを企画・運営している。無人島探検や海釣り、昆虫採集、化石発掘、お泊り水族館に職業体験まで、幼児・小学生から中学生までが参加できるツアーが盛りだくさん。親元を離れての共同生活を通して、自立心・協調性・好奇心などが養われる。

問/そらまめキッズアドベンチャー
 

 

 

夏といえばキャンプ!
自然体験ができるプログラム

親子キャンプ

自然の中でテントを張り、火を起こし、食事を作る。そんな非日常の暮らしを親子で一緒に体験できるキャンプ。親にキャンプの知識や道具がなくても、親子向けプログラムなら気軽に体験できる。親子で協力して挑戦する経験は、日常では生まれにくい会話や信頼関係を育てる。子どもにとっては、できることが少しずつ増えていく達成感が自己肯定感につながり、親にとっても子どもの「できた!」を間近で見守れる貴重な機会になる。
 

写真提供:ヤックス自然学校

 

Pick up!
ヤックス自然学校「親子・ファミリーキャンプ教室」

親子を対象とした「ファミリーキャンプ教室」を開催しているほか、幼児から参加できる「森のかくれ家作り」(1泊2日)や、野外での「わくわくクッキング」など、幼児対象プログラムも複数設定されている。夏休み(サマーキャンプ)の募集は5~6月開始見込み。

問/ヤックス自然学校
 

 

 

サマーキャンプ

夏休み中、子どもが親元から離れて自然の中に1泊~1週間ほど滞在し、仲間と共同生活を送る。「子どもだけ」で参加するプログラムには、親子体験にはない特別な力がある。親の目が届かない場所で、困ったり、失敗したり、仲間と話し合う経験は、子どもの自立心と問題解決力を一気に引き上げる。食事や遊びの計画を自分たちで決めるプログラムでは、主体性や判断力も自然に鍛えられる。
 

写真提供:NPOグリーンウッド

 

Pick up!
信州こども山賊キャンプ

何をして遊ぶか、何を作って食べるか、子どもたちが全部決めるフリープログラムキャンプ。子どもの「やりたい」と思う自主性と好奇心を尊重し、夢中になっていることに没頭できる環境がそこにある。社会的規範や価値観に縛られにくいこの時期に「夢中力」を育める。

問/NPOグリーンウッド
 

 

 

専門家からのひと言アドバイス

中山芳一さん
 

 
子どもの自律を奪う「先回り」に要注意!
せっかく親子で一緒に非日常体験をしても、親が「こうして、ああして」と手を出すのはNGです。こうした「先回り」が積み重なると、子どもはいつまでも自分で考えて動けるようになりません。子どもが困っていても、それを自分で解決するために行動するまで、親はできるだけ見守りましょう。

 

共働き家庭に朗報! 親は仕事、子どもは学べるプログラム

ワーケーション

ワーケーションは暮らすように非日常の場所に滞在するスタイル。近年は、家族の新しい夏の選択肢として注目されている。日中、子どもが現地のアクティビティに参加している間、親はWi-Fi環境の整った施設でリモートワーク。夕方以降は親子で一緒に過ごせる。もちろん、有給などを活用すれば、親子で一緒にたっぷり現地の魅力を体験できる。子どもにとっては多様な人や自然に触れる成長の機会となり、親にとっては移住を検討する材料にも。
 

写真提供:保育園留学

 

Pick up!
保育園留学

家族で1~2週間、自然豊かな地域に滞在し、現地の保育園に通う”学び体験”プログラム。広い園庭でのびのび遊んだり、農業体験や地域行事に参加したりと、普段の生活では得られない非日常を家族で共有できる。未就学児の今しかできない成長機会として、有給を活用して参加する家族も増加中。家族ぐるみで地域と長く関わる関係人口の創出にもつながっている。

問/保育園留学
 

 

 

サマースクール

夏休み中、いつもの学校とは異なるスクールに通うサマースクール。共働き家庭の学童としても人気だ。英語・科学・アート・スポーツなどさまざまな分野があり、子どもの興味に合わせて選べる。「スクール」とはいえ、講義形式ではなくアクティビティ中心のプログラムがほとんどで、夢中で取り組む中に学びが埋め込まれている。同じ興味を持つ仲間と出会い、一緒に過ごす中で、自己表現力やコミュニケーション力も育まれる。
 

写真提供:Kids Duo(キッズデュオ)

 

Pick up!
Kids Duo(キッズデュオ) サマースクール

幼児と小学生が英語環境で過ごすサマースクール。日程や時間帯を組み合わせて通うことができる。英語が初めての子どもでも、遊びながら自然に英語に親しめる内容だ。フォニックスを学び、きれいな発音も身につけられる。

問/Kids Duo(キッズデュオ)
 

 

 

長期休暇を生かして
「英語環境」で過ごせるプログラム

イングリッシュキャンプ

単に英語を「学ぶ」だけでなく、外国人講師との共同生活や地域のアクティビティを通じて、英語を「使う」体験ができるキャンププログラム。子どもが英語への自信を深めるとともに、親元を離れた日常生活を通じて自立心が養われる。「自己効力感」を育むと共に、多様な価値観を持つ仲間との交流を通じて、国際感覚の育成も行われる。
 

写真提供:U-GAKU

 

Pick up!
U-GAKU

U-GAKU English Campは、長野・大阪・和歌山・沖縄・セブ島で開催する小中学生向け英語キャンプ。日本人バイリンガルスタッフが常駐する環境で、外国人講師との共同生活を通じ、英語を使う力と自立心を育む。

問/U-GAKU
 

 

 

親子留学

夏休みなどの長期休みを利用して、1~数週間ほど海外や国内の異なる環境に親子で滞在し、現地の学校や語学学校に通う体験型プログラム。長期留学とは異なり、気軽に「はじめの一歩」として挑戦できるのが特徴だ。子どもにとっては、言葉が通じない環境で自分なりに伝えようとすることが、コミュニケーション力や度胸、適応力を育む機会になる。子どもはもちろん、親も英語を学ぶことができるのも特徴だ。
 

写真提供:フリーバード

 

Pick up!
フリーバード

幸福ランキングで何度も世界一に輝くフィジー共和国で、旧英国領の公立小学校・幼稚園への留学を1週間から体験できる夏休み&春休みにぴったりのプログラム。のんびりとした町の雰囲気が過ごしやすく人気が高い。子どもが現地幼稚園、小学校へ通っている間、ママ・パパも英語学校で英語を学べる。

問/フリーバード
 

 

 

専門家からのひと言アドバイス

中山芳一さん
 

 
体験の後は、親子で「振り返り」タイムを
キャンプや体験から帰った後は、ぜひ振り返りを。ご両親は、①何があった? ②そのときどんな気持ちだった? ③なぜそう思ったの? の3ステップでお子さんに質問してあげてください。「で、何を学んだの?」などと親が問い詰めすぎると、子どもが嫌がってしまうこともあるので要注意。子どもが自分から「こんなことに気づいた!」と言い出したときに、「そうなんだ、よく気がついたね!」とフィードバックするだけでOKです。


文/笹間聖子

Kids Well-being vol.02 2026年夏号より転載

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